今回は、革靴にテーマを置いて、おすすめメーカーや手入れ方法をお伝えします。ご購入を考えている方はぜひ一読して見てください。
1. 革靴のいいところ悪いところ
メリット
- とても丈夫
どの動物のものや加工方法によって異なりますが、綿や合皮に比較すると圧倒的に丈夫 - 経年変化が味を出す
上質な革素材は、丁寧に手入れすればするほど艶や風合いが出る - 通気性がいい
スポーツ用に比べると劣りますが、合皮に比べると天然皮革の靴は蒸れにくく、ゴム底の靴より革底の靴の方が蒸れにくい
デメリット
- 油に弱い
シミになるとなかなか取れない。丸洗いし適切なケアをすれば解決することが多い。水にも強くはないが、ある程度は対応できる
- 価格が高い
綿や合皮、ゴムに比較すると動物の皮は希少価値が高く、その分値段も高い
- 動物の犠牲・環境への問題がある
動物の皮から「革」に加工する際の薬剤などの環境への影響が危惧されている
2. 価格帯
- 数千円〜数十万円と幅が広い
- 手入れ道具 3000円ほどで一通り揃う、手入れ用品はこだわることがポイント
- 寿命は、2〜6年と比較的長いため、使用期間と価格を合わせて評価するといい
3. おすすめの革靴 ARGIS
私が圧倒的に気に入っている革靴メーカー「ARGIS」。価格帯は13,000円〜40,000円。見た目は文句なく超絶カッコよく、革靴なのに履き心地がスニーカーのようで歩きやすいのが特徴です。作りもしっかりとしていて長く共にすることができました。made in Japanの靴なので、日本人の足の形にフィットしていてサイズも普段通りのものを選択すればピッタリ。金額以上の満足感を得られる革靴になっているのでおすすめです。
4. お手入れ方法
- シューキーパー
革靴の型崩れを防ぎ、しわも伸ばしてくれる。消臭や湿気、防カビ効果を併せ持つものもある - 馬毛ブラシ
革靴表面のほこりを優しく落とすことができる。革靴自体を傷めることがないため、日常的なブラッシングに適している -
鏡面仕上げ方法
1. ベースづくりは一度にたっぷり塗るのではなく、少量ずつ薄いワックスの層を何層も重ねるイメージで左右交互に行う。
2. ベースができたらワックスがしっかりと靴に定着するように5分程乾かす。
3. クロスを指に巻き付け少し水分を含ませます。少量ワックスをとり優しく円を描くように、面に触れる程度の力で磨きます。クロスのすべりが悪くなってきたら、1滴靴に水をのせ磨く。(クロスは常に湿った状態をキープする)
4. この工程を左右交互に理想の艶になるまで繰り返す。理想の艶が出てきたら1滴水をのせ、一方向に磨き面を整える。
5. クロスのキレイなところに巻きなおし、少し水分を含ませ一方向に磨き面を整え完成。
5. まとめ
革靴は、見た目の印象が非常によくビジネスシーンにも、きっちり決めたデートの際のも活躍すると思います。またスニーカーと比較すると長時間の使用で足に影響が出やすいので、履き心地も大切です。自分に合った革靴を見つけて見てください。そして、革靴は購入後の手入れが何よりも大切です。良い革靴に育て上げることができるか、あなたの腕の見せ所です!