前回紹介した「グランド・イシュージョン」の続編。前回に引き続き、大きなネタバレなしで解説していきます。
新たなメンバーを迎え入れた「フォー・ホースメン」は、恨みを持ったある組織によってショーを邪魔されてしまう。大逆転の展開と街を巻き込んだ大掛かりなマジックに、衝撃と爽快感を感じる作品です。
前回の記事をまだ読んでいない方、気になる方はこちらから
1. あらすじ
前回のショーから約1年後、新たなメンバーを迎え入れ、「フォー・ホースメン」は活動を再開する。しかし、復帰ショーは何者かによってジャックされてしまうのだった。窮地に追い込まれたホースメンは、困難なミッションを課せられ、絶体絶命の危機に。ホースメンは、この危機をどんな方法で乗り越えたのか?
2. 復活ショー
ルーラを新メンバーに迎え入れたホースメンは、個人情報を売買しているオクタ社の秘密を暴くため復活ショーを開催する。しかし、ショーは何者かにジャックされてしまい、黒幕の存在やホースメンの秘密を暴露されてしまうのだった。
3. ジャックした人物
逃走用経路を用意していたホースメンだったが、目が覚めると彼らはマカオに移動していた。そこにいたのは、以前ホースメンによって資産をばら撒かれたアーサーの息子・ウォルター。彼は、世界中のコンピューターを操ることができるあるチップを盗んでくるよう指示するのだった。
4. チップを盗み出すホースメン
この作品の最も有名なシーン。厳重なセキュリティーに守られたチップを、トランプカードにくっつけ、4人が巧みにカードを渡し合うことで、警備の目を交わすのだった。このシーンは、迫力満点で予告編にもあるので是非見てみてください。
5. ある人物の危機
チップを手に入れたホースメンは取引に進むが、「フォー・ホースメン」の黒幕がウォルターに捕まり、金庫に閉じ込められた状態で川に沈められてしまう。死にかける黒幕をなんとか助けるホースメンであったが、盗んだチップも偽物でさらなる窮地へ追い込まれるのだった。
6. 最後のショー
ロンドンの街中でゲリラライブを始めるホースメン。しかし、FBIが動き出したことから計画が崩れ、アーサーとウォルターに捕まり、飛行機に乗せられる。
偽物のチップを取り上げられるが、いつの間に本物に変わっており、用済みとなったホースメンは、そのまま飛行機から投げ捨てられるのだった。
7. フォー・ホースメンの結末
飛行機から引きづり出されたホースメンだったが、窓の外から手を振って再び姿を現すのだった。なんと驚くことに、全てホースメンの計画通りだったのだ。事細かく施されたトリックについては、是非作品で確認してみてください。
ロンドンから姿を消したホースメンは、後日グリニッジ天文台に訪れる。そこには、これまで作品に登場してきた人たちが「THE EYE」のメンバーとして登場するのだった。そしてそこには、あの人物の姿もあったのだ。その人物の目的は、ホースメンの成長を促すものだったのだ。
8. 感想
カードを渡し合うシーンや雨を止めるシーンなど、前作よりもスケールの大きいトリックがたくさん登場し魅了されました。そして、だまし騙されの展開が続き、最後の種明かしのシーンまで全く読めない展開にハラハラドキドキさせられました。登場人物の過去の関わりにも触れており、文章では伝えきれないほど素晴らしい作品なので、ぜひあなたの目で見て確かめてください!
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