2024年1月に「キングダム 第５シリーズ」が公開されました。また、実写映画が3作品公開され多くの観客を魅了し、4作品目の公開も2024年7月に予定されています。
前回に引き続いて、今回は第３シリーズの後半をまとめてみました。ネタバレを含みますので、ご注意してご覧ください！
過去のまとめをまだみていない方は是非こちらからご覧ください。
1. 李牧の策
さらなる守りを固めるための軍議を行う咸陽に、城がどんどんと落とされていくという奇妙な報告が届く。それは、李牧の策で各国の精鋭を引き連れて咸陽を落としにきたのだった。
どんどんと咸陽に近づいてくる李牧の足を止めたのは、不信がっていた麃公と信であった。
2. 李牧の足を止める2人の将
飛信隊を引き連れ、王都の危機を救うためいち早く動いた大将軍・麃公は、李牧が仕掛けられた戦術を打ち破り、李牧の元にたどり着く。だが、李牧の代わりに立ちはだかったのは、かつて馬陽の地で秦国六大将軍・王騎を討った趙三大天・龐煖であった。
大将軍同士の一騎打ちが始り、麃公は絶体絶命の危機に。勝機がないと見た麃公は、盾を信に預け、命を引き換えに龐煖の左腕を折る。
3. 最後の砦・斉
李牧軍が王都・咸陽へと迫り、恐怖のどん底に落とされた秦国。その進軍の速さと勢いは天才軍師の昌平君の想像を上回り、打つ手がない。そんな中、秦王・政は国を救うため、最後の砦・斉に向かう。
ボロボロの状態でたどり着いた信は、思い掛けない再会に安堵する。政は全ての民を集め、大王自身も剣を取り、民たちと共に敵の進軍を食い止めると自らの決意を語り始める。政の力強い言葉と覚悟に心を動かされ奮い立つ。
4. 秦国を命運をかけた最終決戦
李牧軍が包囲する中、秦軍も防衛線の役者がそろい、ついに戦いへと突入する。壁を将とする東壁は、風上で優位に立つ敵軍の猛攻に苦戦していたが、麃公を失った麃公兵が猛威を振るう。
信率いる飛信隊は不慣れながらも奮闘を見せる民兵と共に獅子奮迅の戦いをするが、李牧の二人の側近・カイネと傅抵の隊が襲撃。傅抵と一騎打ちになり、相手の素早い動きに翻弄される信は、かつて副長・羌瘣から投げ掛けられた言葉がを思い出し、反撃を喰らわせる。
5. 李牧 対 斉の民
一方、戦慣れしていない民兵たちの弱点を突くべく夜襲を仕掛ける。しかし、想像以上に激しい抵抗を続ける斉に、李牧は不審を抱く。数日後、秦王・政がいるという事実が趙軍に露見し、李牧は政を捕えるべく全軍で総攻撃を開始し、正念場に立たされる。
奮闘を続けてきた民兵たちは、連日の戦いで次々に力尽き苦境に陥る中、戦場に響く政の檄や信ら各城壁の将たちの奮闘で何とか闘志をつなぎとめる。
6. 「斉、不抜」
しかし、地力で勝る敵の攻勢にとうとう斉の士気は限界に。李牧軍の猛攻により陥落したかと思われたが、そこに姿を見せたのは、山界の死王・楊端和率いる山の民。
一気に戦場になだれ込んだ彼らは、圧倒的武力で李牧軍を撃破してゆく。予想だにしなかった事態に敗色濃厚の李牧軍だが、趙三大天・龐煖が現れる。すさまじい気迫に誰もが圧倒される中、信は因縁の相手・龐煖を倒すべく立ち向かう。激闘の中、何度も打ち込んできた信の一刀が龐煖の体を捉え、趙軍の最後の矢も跳ね返す。この瞬間、秦国の勝利が決定したのだ。
7. 飛信隊副長・羌瘣の仇
その頃、飛信隊副長・羌瘣は、姉と慕った羌象の仇討ちのため隊を離れ、趙国にいた。かつて伝説の暗殺集団「蚩尤」の里から逃げ出し、今は里の外で協力者として働く羌明から、羌象の仇・幽連の居所を聞く。
幽連が潜む老山へと足を踏み入れた羌瘣は、卑劣な手段を使う幽連に苦戦を強いられ、現世へのしがらみや思いを全て断ち切った幽連の圧倒的な強さに追い詰められる。抗う力もないまま失いかけた意識の中で、羌瘣は、一筋の光「飛信隊」を見るだった。
8. まとめ
合従軍の指揮官・李牧の最後の策に、秦王・政が身を挺して国を守り切り、秦国の最大の危機を脱することに成功しました。また、この戦で多くの武功をあげ大活躍をした信は、3000人将に昇格します。次回は、この先の物語「第４シリーズ」のまとめを公開するので、ご確認ください！
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