映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ

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トム・クルーズ主演のスパイ映画の中でも、世界を代表する作品の一つ。2023年夏に、最新作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」が公開されたことで、大きな注目を受けましたね。この作品の一番の見どころは、トム・クルーズがアシスタントを使わずに演じるアクションシーンです。新作が公開されるたびに、度肝を抜かれました。今回は、そんなミッション:インポッシブルシリーズ全7作品をまとめて振り返って見ましょう。ネタバレには注意してください。

1.『ミッション:インポッシブル』(1996)

映画『ミッション:インポッシブル』トム・クルーズ

伝説の始まりとなった第一作目。CIAの特殊組織IMFに所属する秘密工作品のイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、CIAの諜報員の情報リストNOCが流出したことから、事件の真相究明の任務を命じられる。しかし、イーサンのチームメンバーは裏切り者によって殺されてしまい、手に入れた「NOC」も横取りされてしまう。生き残ったイーサンは、裏切り者と「NOC」を手に入れるため、天才ハッカールーサー(重要人物)と元工作員のクレア、クリーガーと共にCIA本部へ潜入するのであった。

 

<感想>

トンネル内での、ヘリコプターとの攻防は思わず息を呑むようなシーンでした。アクションシーンが「ミッション:インポッシブル」の象徴となった作品ですね。また、裏切り者がまさかの〇〇ということも驚きでしたね。

 

2.『ミッション:インポッシブル2』(2000)

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バイオサイト製薬会社で開発された、感染すれば20時間で死亡するキメラウイルスとその解毒薬べレロフォンが何者かによって盗まれ、今回イーサンに与えられたミッションはこれらの奪還。ミッション中に知り合った盗賊ナイアという女性がこの任務の鍵を握る。

 

<感想>

終盤のカーチェイスシーンは鳥肌ものです。このアクションもトム・クルーズが実際に演じたもので、怖いもの知らずって感じです。また、個人的には最後の決闘シーンのイーサンがとてつもなくカッコよかったです。どんなミッションよりも魅力的な女性の方がイーサンにとっては難題なのかもしれませんね。笑

3.『ミッション:インポッシブル3』(2006)

Mission Impossible III Julia Revives Ethan 

イーサンは、現役を退き、一般女性のジュリアと平和に暮らしていた。ある日、教え子のリンジーが拉致されたことを知り、助けるため現場へ戻ることを決意した。無事、救出することに成功したイーサンであったが、彼女の脳内には爆弾が埋め込まれており、目の前でリンジーを失ってしまう。リンジーが残した記録から、技術職のベンジー(重要人物)と共に捜査を進める中、イーサンに届いた一報は「恋人ジュリアが拉致された。」というものでした。事件の真相と恋人の命を追いかけるイーサンに、多くの困難な問題が次々と落ちてくるのである。

 

<感想>

恋人との静かな日々を掴むことの難しさに直面するイーサン。それでも逃げずに立ち向かう姿は男の中の男です。最後の結末には、手に汗握るほどの緊張しましたね。正直、ジュリアも本当に一般人なのかと疑うレベルですが(笑)。この作品では、アクションシーンよりもイーサンの人間性という部分に着目したものでしたね。

4.『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(2011)

やっぱりこの人すごい! トム・クルーズが超高層ビルをよじ登る『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』

現場に戻ったイーサンは、仲間を殺したコバルトを追うミッションに命じられた。しかし、ロシアの基地を爆破され、その容疑がイーサン達にかけられたことで、IMFの解体を余儀なくされた。IMFの助けなしにミッションをコンプリートすることを求められたイーサンは、ベンジー、ウィリアム、ブラント(重要人物)の新たなチームでミッションに挑む。舞台は、ドバイにある世界一の超高層ビル「ブルジュハリファ」で、超絶危険な行動に出るイーサンであった。

 

<感想>

このチームの安定感はたまらないものがありますね。ベンジーがいることで、緊迫した中にも笑い要素があり、個人的に一番好きな作品です。軍事施設へ潜入する際のベンジーには流石に吹いてしまいました(笑)。この作品の代表シーンである、ビルをよじ登るシーンは、ヒヤヒヤして見てられませんでした。

 

5.『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』

ミッションインポッシブル5 !! 登場する バイク は??

これまでの作品同様に、ミッション内容を確認するイーサンであったが、その録音には「我々がシンジゲートだ」とメッセージが。IMFのやり方は派手でリスクが大きいと批判されていた時期で、CIAは再びIMFを解体し、イーサンを指名手配する。追い詰められたイーサンは、自らの立場を守るため「シンジゲート」の正体を暴くのであった。

 

<感想>

表紙にもなっている、飛行機にしがみつくシーンは実際にトム・クルーズがトライしたもので、臨場感と迫力がとてつもないシーンでした。他にも、拷問室からの脱出や海中のデジタル金庫への侵入、バイクチェイスなど、過去作の中でもトップクラスのアクションシーンが詰め込まれていて、アクションのトム・クルーズがみたい方におすすめの作品です。

 

6.『ミッション:インポッシブル フォールアウト』

『ミッション・インポッシブル 7(仮)』は映画史上最大のスタント作品になる予感

核爆弾の材料になる球状プルトニウムの回収任務を与えられたイーサン。無事ミッションを完了させてようとしていた直前に、襲撃を受けプルトニウムを奪われてしまう。ベンジー・ルーサーと共に任務にかかったが、前作にも登場したイルサも登場し「シンジゲート」にも関わりがあるのか?

 

<感想>

騙し騙されの展開が続き、見ていて楽しませてくれる作品。前々作で、変装マスクを被れなかったベンジーがついに被れて何よりでした(笑)。個人的には、他の作品と比較すると一歩劣るかなと感じる。ただ、ジュリアの登場など、イーサンの人間関係の変化には欠かせない作品である。

 

7.『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』感想。イーサンに救われるヒロインになる妄想が止まらん - 社会の独房から

今回のミッションは「全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと」であった。しかし、IMF所属前のイーサンの逃れられない過去を知る男が迫る。そんな時守るべきは、ミッションの完遂か、仲間の命か。イーサンに、史上最大の決断が迫る。

 

<感想>

バイクで崖に飛び込むシーンは、CMなどでも見たことがあるのではないでしょうか?これまでの作品にはなかった、前編・後編の二部作で後編の公開が楽しみです。後編もまだですし、見ていない方も多いと思うので、感想はここまで。

8. まとめ

いかがでしたでしょうか。シリーズ7作品全てが、事件が起きミッションをクリアするという流れですが、どの作品も中弛みなく非常に満足する作品だったと思います。トム・クルーズのアクションシーンも歳を重ねても衰えることなく「超人」という言葉が似合う男ですね!最新作だけ、映画館で見た方もぜひ一作品目から見返して、次回2025年公開予定のシリーズ第8弾に向けて待ちましょう!

 

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