大学生時代にモントリオールへ留学した経験をお伝えします。これから留学をしてみようと考えている方の参考になれば幸いです。
留学準備の話
大学入学後、人生経験として海外に触れてみたいと思い「留学」を考えました。当時は薬学部に通っており、大学の授業を休むことができなかったので、春休みの2ヶ月を利用して予定を考えました。
- 留学センターに相談してみた
留学を決意して、まず最初にやったことは留学センターへ面談に行きました。大学にも留学のプログラムはありますが、日本人が多いと留学の価値が下がると考えていたので、個人でいくことを決めていました。なので、費用がどれくらいかかるのか、行き先はどこがあるのか、必要なものは何があるのかなどの相談をするために行きました。私が実際に行った留学センターは「ウインテック 留学センター」というところで、とても気さくな人が多く、自分の目的を深く聞いていただき自分に合ったプランや国をおすすめしてくれました。
- 留学予定の決定
何度か相談させていただく中で、当時フランス語に興味があったので、フランス語が公用語に指定されているモントリオールへの１ヶ月の留学に決定しました。金額は、飛行機代・宿泊代・学校代・手数料含め50万円程でした。学生の私にとっては50万円というのは大金中の大金。1年後にいくと決めてからはアルバイトとの戦いでした。
- 留学準備
留学を決意し、詳しい予定も定まった私が次にしたことは、アルバイト・語学勉強・大学生活です。まず、お金を貯めるため４つのアルバイトを掛け持ちしました（塾講師・家庭教師・居酒屋2件）。語学勉強では、最低限の英語・フランス語を理解・話せることを意識して勉強しました。留学センターでは、外国人講師の方が行う英語の授業も無料で受けることができ、最終的にフランス語検定3級を取得することができました。そして、忘れてはいけない、大学の講義も両立して参加し、何とか1年間で目標の50万円を貯めることができました。書類関連では、1番重要なパスポートを最初に取得しました。そのほかの書類に関しては、留学センターで全て対応してくれたのでとても楽でした。持っていくもので忘れてはいけないのがWi-Fiです。命、パスポートの次くらいに大事なスマホ。短期の場合は、ポケットWi-Fiでいいと言われ1ヶ月分で確か10000円くらい？のものをレンタルしました。
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いざ留学！
- 出発
友人の見送りを受け、いよいよ出発。10時間以上かけてカナダ・モントリオールにつきました。まず、最初の関門は「入国審査」。ここでの対応の仕方も留学センターの方が教えてくれました。すんなりと問題なく入国することができました。しかし、荷物を受け取ったあとにホームステイ先まで届けてくれる方がいるはずだったのですが、見当たらずいきなり事件発生でした。でも、電話番号をメールで教えていただいていたのでそこに電話して何とか合流できました。その後、車内でじゃがりこのおみあげをあげるととても喜んでくれました。おみあげはたくさん持っていくことをおすすめします。
- ホームステイ先
私が暮らした家は、他にも数人の留学生を受け入れているところで、いろいろな国籍の人と交流することができラッキーでした。また同じ学校に通ってる人もいて、学校まで連れてってくれて安心でした。ご飯は3食用意してくれて、味は．．．．．って感じでした笑
- 学校生活
初日に英語のテストを受けて、クラスが決まりました。日本人の学生も数人いて、すごい新鮮さを感じたのを今でも覚えています。でも私はフランス語のクラスが良かったので、2日目にもう一度フランス語のテストを受けてフランス語の授業に参加しました。授業は朝9時から16時くらいまであり、一日中英語でフランス語の授業を受けていました。最初は英語を理解するのに必死でしたが。以外とすぐになれて、周りの環境って大事だなと思いました。たまにNetflixをフランス語字幕で見る時間があり、1番みんながやる気のあり時間でしたね笑。宿題もきちんとありました。
- 学校以外の時間
学校でできた友達の家に行ったり、あえて海外で寿司・ラーメンを食べてみたり、観光もしました。どこもかしこも刺激だらけですごくいい経験でした。1番心に残ってるのは、ケベックシティーへ行ったことですね。街の美しさも素晴らしかったですが、一人で海外の文化に飛び込んだ感じで、すごくいい経験になりました。
留学してみて
一言で言うと「最高」でした。期間は短かったものの、その分いろんなことをしてこようと割り切れたので、たくさんの経験ができました。語学の勉強以外にも、人として大きくなれたと感じます。海外に一人で飛び込んだというのも、大きな自信になりましたね。ただ、ご飯や文化は長年暮らしてきた日本の方が自分に合っていると思いました笑。また、留学の経験は就活の場でも活かせて、エントリーシートも書きやすく、面接官との大きな話題になりますよ。ぜひ、自由な時間の多い学生期間に挑戦して見てはいかがでしょうか。
